2章 王と麒麟と女王

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       3 かくして、レイ、リオの二人はハンターランク4へと昇格され、新たなる舞台“上位クエスト”への道が開かれた。 それから、しばらくしてある日彼らにギルドから通達が届いた。 「砂漠で?」 「ディアブロスの?」 「「討伐!?」」 あまりにも、息のあった声に通達を渡しにきたギルドマネージャーは少したじろぐ。 「そうなの、しかもそのディアブロス、もう何人もの上位ハンターを蹴散らしてる強敵なの」 「へぇ…でもなんで私達に?」 なんでもこの前のリオレウス・リオレイアの討伐の実績を評価して、と言う事らしい。 しかし、上位のディアブロスとまで言えば、楽な相手ではない。 二人は綿密な準備を整え、砂漠へと出発した。
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