2章 王と麒麟と女王

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―終わった、そう思い目を閉じた― しかし、ディアブロスの前にハンターが一人立ちはだかり、手にした大剣を盾にし、突進を止めた!! 「リオ!!その子まかせた!」 そのハンターがいい、もう一人のハンターが駆け寄り、リンの手を取った。 「大丈夫か!?……君、足を……」 「う……あ、はい……」 「じゃあ、ちょっと我慢してくれよ…」 「きゃっ…!」 言うが早いかいきなり背中と足を持たれて、お姫さまだっこ状態に。 そのまま、そばの洞窟まで走る!! 『…かっこいい……』 リンはそのハンターの顔に見とれ、気付いた時には拠点へ到着していた。
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