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時間は数時間前にさか登る。
いつものように狩りから村に戻り、酒場を兼ねたギルドで狩りの報告をし、食べ物を注文し椅子に座った。
その時たまたま一人の少年と相席になった。
ここから事件が始まった。
頼んだ飲み物を飲み、コップを置く、
衝撃で中身が跳ね、向かいの少年の手にかかってしまった。
少年は軽くこちらを睨む。
顔からして15歳あたりだろうか、レウスシリーズの装備で、武器はどうやら弓のようだ。
「あぁ、ごめん……何よ、文句あるの?」
レイは睨まれたのが気に喰わず、そう言った。
「……別に」
少年はいかにも面倒臭そうに言った。
そんな対応にも腹が立った。
「ふぅ~ん……そのカッコを見るとアンタもハンターなんだ~」
レイが聞く。
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