0人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
圭ちゃんの部屋
「えりちゃん、あゆちゃん上がって いいよ。」
私達は圭ちゃんの部屋に招待された。
圭ちゃんの住む下宿は2階モルタルの建物の1階だった。1階2階とも4部屋ずつあり、ひと部屋の広さは6畳だった。
「おじゃましま~す。」と姉のえりはスタスタと上がって行った。鮎はその後ろを着いていくように上がった。
入っての第一印象は、何とも言えぬ部屋の臭い…この臭いが圭兄ちゃんの臭いとなる。部屋を見渡すとその部屋にはピアノが一台置いてあった。
最初のコメントを投稿しよう!