576人が本棚に入れています
本棚に追加
「チイちゃん、もう ここは
チイちゃんの家だから・・・
遠慮しないでね・・・」
「ハイ・・・美咲ちゃん」
「あれっ?帰ってたの・・・」
「渉 居たの?」
「誰?その子?」
渉は見知らぬ少女が母親と仲良く会話をしている姿をみて 不思議に思った。
「誰?その子?の前に挨拶しなさいよ~」
「ちわ~っス!」
「こんにちは。」
もう~っ!大の大人が 挨拶もちゃんと 出来ないなんて・・・ねぇチイちゃん・・・」
母親は軽く挨拶をしただけの渉が情けない気持ちだった。
「中畑 千秋ちゃん チイちゃん・・・
今日から白石家の家族として
一緒に暮らすから・・・」
「えぇぇ~っ!!ど~ゆ~事だよ~っ・・・」
「そ~ゆ事・・・チイちゃん、部屋 2階だから・・・行こう~」
「ハイ・・・」
「母さん・・・ちゃんと説明してくれよ・・・」
渉は突然 少女がやってきて
ただ ただ・・・ビックリするだけであった。
「この部屋がチイちゃんの部屋よ・・・荷物が届くまで
これで我慢してネ」
渉も2階へ上がってきた。
「あのさ...ちゃんと説明してくれよな!
「ダーリンには 許可もらってるから・・・」
(ダーリンは止めろっ!)
「美咲ちゃん、ボストンバックの中の荷物 片づけていいですか?」
(美咲ちゃん・・・???)
「いいわよ・・・本当・・・良い子ね・・・」
最初のコメントを投稿しよう!