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不機嫌なイヴ
素晴らしき知的生命体、
縛られた脚と意識に天を仰ぎ、
微温湯に浸かる微笑。
剥ぎ取った皮を着飾り、
鮮やかに踊り歌い涙注ぎ、
憎しみに浸る微笑
もう、私はどこにもいない・・・
もうすぐ生まれ変わるわ、
何も持たずアナタのもとへ。
今すぐに。
目の前に立ち塞がれた、
弱者故の意識に神を信じ、
猿文字に浸る午後。
また、老いを繰り返すばかり、
明日を夢見て震えるわ、
いつか私になれると願い、
生きる価値が無いというのなら、
アナタにはもう触れられない、
ただ、それだけ・・・。
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