宝くじ⁉

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僕は、そのまま石段を登った。すると四人の家族らしい人達が居た。僕は、そっと茂みに隠れた。「なんでこんな時間に人が⁉」 そんな事をボソッと口に出した。 隠れてから調度30秒が経った時、何かボソボソと小さく聞こえてきた。 「・・・があ・ります・・・」「宝くじが当たりますように」 僕は、思わず「クスッ」と笑ってしまった。 すると僕に気付いた家族らしい人達の一人がこっちに近づいてきた。 すると家族らしい人達の母親らしい人の声がした。「忍ちゃーん どこ行くのー」 忍ちゃん⁉・・・忍・・・ どっかで聞いた事あるな。
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