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ー翌日ー
「遅いなー…もう3時だよ…」
…ガチャ
ドアの音の後に声が聞こえた。
「わりぃ!寝坊しちまって…。どうした?元気ねーな…」
純也はこうやってちゃんと気を遣ってくれる…
この温かい優しさが私は大好きなんだ………
私が見とれていると
「…どうした?大人しいと桜内らしくねーぞ」
と純也が顔を覗くようにきいてきた。
それがまた顔が近くて…
「えっ…いや…なんでもない。あ,歌詞書き直して来たよ!!」
「お!どれどれー♪」
赤いファイルからルーズリーフをだして見せた。
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