続・純也の部屋

4/7
前へ
/372ページ
次へ
プツ… 「はい…。」 『純也ぁ?今何してるー??』 「今?後輩を家に送る所。どうした?」 (あくまでも後輩…か。) 『ううん…何でもない。ちょっと声を聞きたかっただけ。』 「なんだよそれ…いつも聞いてるだろ。用もないのにかけてくるな。」 純也の冷たい対応。明るい純也には珍しいこと。 (相手は…誰?) 『…ごめんなさい。でもやっぱり好きだから…。本当にごめんなさい…。』 「そんなに謝るなよ…俺だって悪いんだから。」 (…女?) 「じゃあな…」 プツッ… 電話を切って純也は玄関に戻って来た。
/372ページ

最初のコメントを投稿しよう!

88人が本棚に入れています
本棚に追加