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追撃してきたギラ・ドーガ隊を殲滅したカミーユは混戦しているラ・カイラム周辺の宙域に向かった。
その頃、ラ・カイラム級ラ・ケイル周辺の宙域では敵の攻撃に曝されているオルガとマリーがいた。
「艦長味方のモビルスーツ隊が壊滅的です」
「諦めるな、ラ・カイラムから援軍がくるはずだ。
それまで、耐えるのだ。」
ラ・ケイルの被害状況は深刻ではあったが、今だ戦線を維持していたのだった。
「マリー大丈夫か」
「駄目ね。機体の損傷が激しいし何よりエネルギーが無いわ」
「俺と同じようなものだ。」
オルガ、マリーはラ・ケイル、そして多数のモビルスーツ隊と共に戦線を維持してきたが、モビルスーツ隊もオルガとマリーを残すだけとなり、弾薬、エネルギーも無い状態まで追い込まれていた。
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