第1章-突然の申し出-

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「家庭教師?」 「うん!! うちの息子、受験生だってゆーのに遊んでばっかりで…成績優秀な真歩ちゃんなら…って思ったの!!」 「……………ι」 そりゃあ名門の蘭海高校に通ってるけど…ι この私に頼み事をしている人は隣に住んでる子のママ 「いいんじゃないの? やってみれば? 光くんにも最近会ってないでしょう?」 他人事の様に言う母親を横目で見ながら私は悩んでいた 確かに、学校の授業にも慣れてつまらなくしていたところに受験生の家庭教師という話しはおもしろそうだし…
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