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「香織は私と入るの嫌なんだ…」
私は悲しそうに俯いて言った。
勝ったほうとは、悪魔だった…。
『けっけっけ。まぁせいぜい頑張るこったな』
一言残し、悪魔は消えてった。
「えっ?…いや、あの…そういうわけじゃ…」
「それじゃいいじゃない。」
理性がなくなった私は止まることを知らない。それどころか困った香織の顔をみて、私の中の欲望は更に膨れ上がる。
「でも…はずかしぃ、です」
ほんとに恥ずかしいのか顔を真っ赤にし、俯きながら手をもじもじさせる。語尾がなんとも弱々しい。
可愛い…
そんな香織をみて、私は歯止めが利かなくなっていた。
「仕方ないね。それじゃあ別の方法でお詫びしてもらうわ。」
「えっ?」
トン…
私は香織が疑問の声を上げた瞬間彼女の手を取り壁に押しつけた。
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