はじまり

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  「…確か、井上なんとかって子だったと思う…」 考えてみたがあまり詳しく聞いてないため、なかなか思い出せずやっと名字だけでてきた。 「ふぅん…じゃあ他には?」 「さぁ、あんまり知らないねぇ。あっ、でもすごいかわいい子って言ってた。」 そんな風に過ごしていると時間が経つのははやいもので、休み時間の終わりをつげるチャイムがなった。 「あっ!はやく行くよ!」 「ちょっ、待ってよ愛。」 そういいすばやくお弁当箱を袋に包み、愛のあとを追いかけていった。  
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