第4章

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ある日曜日。 僕は、隆司さんと一緒におじいちゃんの家に向かっていた。 「あぁ…世久さんと二人旅なんて…幸せですっ!」 「むぅ…口調直ってないじゃん!」 「あ…ご…ごめん!」 そして、おじいちゃんの家に着いた。 この家は年季入ってるけど、中庭もあって結構広い。 なんでも、ここら辺では一番大きいとか。 「でけぇ…ここ、旅館?」 「あはは!何言ってるの?早く入ろー♪」 僕は、目を丸くしている隆司さんを引っ張って中に入った。
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