第4章

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「ほぅ…何とか切り抜けたな。 隆司くん、私がもっと鍛えてやろう…こっちに来い」 おじいちゃんは、武道室に向かった。 隆司さんは、 「世久…俺、頑張ってくるから待ってろよ!」 張り切っておじいちゃんの後を追っていった。 …暇だなぁ… 庭をぶらぶら歩いていると、 「世久…遊ぼ」 いつの間にか悠ちゃんが立っていた。 「いいよー。どこで遊ぶ?」 「ボクについてきて」 悠ちゃんに手を引かれてある部屋に入った。 そこは、 暗い物置。 「悠ちゃん…こんな所で遊ぶの?」 「うん」 そして、悠ちゃんは…中から鍵をかけた。 「悠ちゃん?」 ほとんど何も見えないが、悠ちゃんが抱き付いてきたのは分かった。 「世久、ボクは世間知らずだって思ってるでしょ?でも…こういうことは知ってるんだよ」 悠ちゃんは、僕のシャツのボタンを外しながら首にキスしてきた。 「やっ…ダメ!」 叫ぶ僕の口を小さな手で塞ぎ、胸の飾りをいじってくる。 「ゃん…悠ちゃん…?」 慣れない手つきで飾りを捻ったり、口で吸い上げたりする。 そしてベルトが緩められ、僕のズボンは下ろされてしまった。 下着を脱がされ、自身に触れられる。 「んっ…ダメだってば…ぁっ!」 ペロリと自身を舐められ、僕は反応してしまった。 悠ちゃんは、更にソレを口に含んで軽く噛んでくる。 「ゃ…ぁん…」 小学生相手にイかされそうになっている僕… と、 「世久ー!!ここか?」 健の声がする。 「健のばか…もう少しやりたかったのに…」 悠ちゃんはそう言って口を離す。 僕は、服を整えて鍵を開けた。
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