第1章

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でも、僕は力が無いから道具を使うしかない… ジーパンのポケットから取り出したのは、護身用にお父さんにもらったスタンガン。こんな物を使う日が来るとは思わなかった… スイッチを入れると、バチバチと光る。 それを目の前の男に押し付けた… 「うわぁぁっ!」 悲鳴が上がり、その体がふらついた。 ざまあみろ…! と、 「やってくれるじゃねぇか、ガキのくせに…!」 いつの間にか近寄ってきた他の男に思い切り突き飛ばされる。 その衝撃でスタンガンを落としてしまった。 あれが無いと…僕は何も出来ない!このままじゃ… …その時だった。
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