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  「おい…脆いとか自分でいってんじゃねぇ~よ!美咲さんはお前をちゃんと見てなかっただけだ。ただそれだけの事だ、気にするな。お前は…俺が良く知っている…」     俺はさしていた傘を捨て皐月の肩を抱き寄せた。     皐月が…  泣いていた…。    いつも強気でプライドが高い皐月が声を押し殺し、俺の前で泣いていた。    
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