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「ヒャァァ!?!?」
ななな、なになになに!?
幽霊とかじゃ無いよね!?
コンニャクとかでも無いよね!?
パイナップルだよね!?!?
「ヒッグ…ヒッグ…」
「うぇぇぇ!?ちょ…ギャアァァア~~~!!!」
「グルルルル~…」
全く…この少年はなんて事をするのか、由良葉が怖がってしまったじゃないか。
「なんで…」
食べ物とか持って来ただけなのに…(泣)
「グルル~💢」
「驚かせてごめんなさい…」
本日三度の土下座はちょっと沈みました、具体的に川の底まで。
「がふっがふっ…」
脂っこくてちょっとアレだけど、正直食べ物を持って来てなかったから助かった。
「クルル~♪」
クルも満足そうだ♪
「どうしよう、この生肉…ハァ…」
あのトカゲが食べると思ったが見事に無駄になった生肉を見て溜め息が出た、仕方ないから白い野良猫にあげたけど。
「ミャ~♪」
うん、俺以外みんな満腹だな!!
ひもじいわぁ~、こっちの金とか無いだろうから食いもん買ってきたのに俺の口に入ったの水(トカゲに買ってきたのと川の)だけかよ。
「ありがとう、助かったわ…」
この子の笑顔が可愛いから良いかぁ…、何というか癒される。
「ところでこんな時間に出て大丈夫なの?」
休憩がてら話をふる、ゲートが元に戻るまで時間もあるし交友を深めるにはちょうど良いだろう。
「うん、親はともかく一番やっかいな妹はまだ帰って無かったからさ」
「妹が一番やっかいって?」
「なんか知んないけどいつも突っかかってくんだよ、うるさいし」
「嫌われてるのかしらね…」
「ん~、かもね…」
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