錦戸信久

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錦戸『あぁ。そうだったね。オレと准は前の職場の先輩後輩だ。勿論オレが先輩な』   前の職場…?   准の仕事って…   朋香『○○会社ですか?』   すると錦戸さんは、コーヒーを飲みながらウンウンと頷いた   錦戸『んで、オレは仕事辞めて探偵として新たな人生を歩んで…』   政樹『あ…あの。准の話を…』   錦戸さん自身の話になっているので政樹が話を遮る   錦戸『あぁ。悪い悪い。准とはね、ここ最近偶然会ったんだ。それで連絡先を交換してな。そしたら昨日電話があってな。   オレ死ぬかもしれませんって言ってな。事情は全部聞いたよ。楢崎亜依子の事もな。   それで、もしオレが死んだら仲間の事を、お願いしますって   まさか本当に死ぬとは思わなかったけどな』   錦戸さんは頭を掻きながら苦笑いをした   朋香『他に准は何か言ってなかったんですか?』   私は准が何故この人に私達を頼んだのか知りたかった  
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