錦戸信久

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政樹が内ポケットを見てみると   政樹『えっ!?』   政樹が内ポケットから出したのは、さっきまで錦戸さんが持っていたライター   紗英『な…なんで?』   紗英がライターを手に取り確認するが、特に変わったところはない   錦戸『これがオレの能力さ』   自慢気に笑う錦戸さん   美紀『物体の瞬間移動が出来るんですか?』   美紀の問いに錦戸は首を横に振る   錦戸『違うよ…』   私もそう思ったので意外だった   美紀『えっ?…じゃあ何?』   そう言った時、突然ソファに座ってた錦戸さんが消えた   美紀『あ…あれ?』   錦戸『こっちだよ』   錦戸さんの声が後ろから聞こえたので振り返ると   さっきまでソファに座っていた錦戸さんが私達の後ろ、窓に寄り掛かっていた   紗英『どういう事?瞬間移動じゃないんでしょ?』   私達が首を傾げていると、錦戸さんはソファに戻り、コーヒーを一口飲むと、話始めた  
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