錦戸信久

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錦戸『オレの能力は時間を一瞬止める事ができるんだ。   まぁ時間にして10秒ぐらいだけどな。   その間、オレ以外の人や物全ての時が止まる。   オレが突然消えたのは、オレが時間を止めて、移動したからなんだ』   時間を操る能力…   娘の事で、ちょっとの事では驚かなくなったけど   生身の人間が、そんな能力をつかうと知って正直驚いた   美紀『だから探偵をしようと思ったんですか?』   錦戸『まぁ~…そんなとこかな』   錦戸はコーヒーを一気に飲み干すと、またキッチンに消えていった   政樹『なぁ?信じられるか?』   政樹は、まだ疑いの目でライターを見ている   朋香『でも、現実にそうだったんだから信じるしかないでしょ?』   私の返答にも政樹は『ウゥ~』と唸っていた  
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