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ペンギンは空を見ていた
空には鳥が飛んでいた
その鳥はとてもキレイな羽根をしていた
鳥はキレイな羽根を羽ばたかせ青空を優雅に飛んでいた
"あぁ…なんてキレイなんだろう…"
ペンギンは青空を見上げる
ペンギンは自由に飛び回るその鳥がうらやましかった
ペンギンは大空を飛べる翼が欲しかった
飛ぶための努力もしないで…
ペンギンはただその鳥を見ては羨んでいた
―そんなもの無くたってキミは飛べてるじゃないか―
"え…?…誰?…どういうこと…?"
ペンギンは気付いていなかった
水の中を泳ぐペンギンの姿はまるで空を飛んでいる様だと言うことを…
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