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キミがケガをした
それはとても深いケガ
癒すことができないケガ
それならせめて
ボクはキミの盾になろう
剣になろう
もう誰もキミを傷つけることのないように
たとえこの身が滅びても…
愛するキミが望むなら…
キミが首を振る
…そんなことしなくていい
なぜ?
ボクじゃあ力不足なの?
キミが首を振る
アナタに生きてて欲しいから…
生きて幸せになって欲しいから…
ボクは剣を捨てキミの手を取る
それなら共に生きて行こう
いつかキミのキズが癒えるまで
キミが本当に笑えるまで
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