某廃村…

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[アソコか…] T君はあまりノリ気ではなかった…むしろ行きたくはなかった。 そもそも彼は霊感が強く、霊を見るのはザラで、家ではラップ現象や金縛りにあうのも日常茶飯事…どこからともなく霊を引き付ける体質らしく、家にもって帰ってくるらしぃ… しかもその廃村は曰わく付きの村で、昔起こったある事件が有名で地図に載っていない村… 「行こ行こ😃」 女の子達も霊感スポットに興味があったらしく、結局嫌がるT君を連れて車でソコに行く事になった。 道中、イヤイヤ運転しているT君の隣のN君はその廃村の話をしだした。 「その廃村知ってる?」 「わかんない😃」 「その村では、ある1人の精神が病んでいる男が住んでいた。ある日その男は、何があったかはわからないが斧や猟銃を使い、村の人を皆殺しにしたんだってぇ」 「マジで😱」 盛り上がっている3人をヨソに憂鬱になっていながらも運転していたT君だったが、その廃村に到着してしまった… 村に着いた途端にT君は悪寒を感じていた… 「ココ多分マジヤバいわ…」 まだ昼過ぎぐらぃなのに、薄暗い感じで、誰も住んではいなぃはずなのに、家といぅ家からビシビシと視線を感じる… [適当に切り上げて帰ろう…] そぅ思いながらも、みんなはノリノリで村の中を散策しだした…
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