妖しい石

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[上に乗ってきた…] そぅ思ったと同時にもぅ片方の手が沈み込む。 「怖い…怖いよ…」 そぅ思う彼の気持ちを無視するよぅに、彼をマタいで四つん這いになるように彼の顔へと向かってくる… Fさんは恐怖の余り、目を瞑っていたが、ゆっくりと目を開けた… うわぁぁ~!! 月明かりでうっすらと見えるこの世の人ではなぃと一目でわかるぐらぃの真っ白のよぅな真っ青なよぅな肌をした、真っ黒な髪の長い女が直視ではなく、下にあるものを見ているよぅな、見下した目つきのよぅな目で見つめている… Fさんはそこで気絶した… 気がつくと朝になっていた… 恐怖の余りFさんはお母さんとお父さんにこの事を話したが、「そっかそっか。怖い夢を見たねぇ」と軽くあしらってきた。 その日は憂鬱になりながら学校に行き、友達とその話をしながら盛り上がった為、恐怖は薄れていった… その日の夕方、スイミングスクールがあった為、スクールへと行き、いつも通り練習。 得意のクロールを練習して泳いでいると、一瞬プールの底に何かいたよぅな気がした。 途中で止まり、辺りを見回したが何もなく、プールに潜って見渡しても何もない。 [なんだろぅ…] そぅ思いながら練習に戻り、またクロールをしている時だった… 何回目の息継ぎの時だろぅ… 息継ぎをして、顔を水面下にいれた途端、彼の目に飛び込んできたのは紛れもなく昨日の夜に部屋にいた「あの女」 彼は気を失い、それに気付いたコーチが助けだしてくれた。 お母さんが迎えにきてくれ、自分の部屋で事情を聞くと、机の上にある真っ白な石に気づく… 「どこで拾ってきたの?」 お母さんはそぅ聞き、川で拾ってきた事を言うとお母さんに叩かれた。
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