某トンネル

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美濃○茂に住んでる子のお話        ・  連れのS君は元ドヤンキー 気合い入りまくりの男でつ。           ・ 彼はある日、これまたドヤンキーのI君と、とあるトンネルまで向かっていた。 そのトンネルは超えた先にちょっとユルめのカーブがあるトンネルで、そこのカーブで何故か事故が多く発生する場所だった。 暇だった彼らは 「ソコ行くか」と深夜、車(当時無免)でトンネルに向かうことにしたのだ。 トンネルに入るとすぐに異変が起きた。 「…………って………」 車を走らせていると微かに女の声が聞こえてきた気がした… 「なんかよくわからないけど女の声がしなかった?」 S君がそぅいぅとI君も相槌を打った。聞き間違いではないよぅだ。 また少しすると声が聞こえてくる… 「…………まって…………」 S「なんか[まって]って聞こえてこなかった?」 I君の返答がない… S「どしたの?ビビってるとか?(笑)」 そぅ聞くと同時に、車はトンネルを抜けようとしていた…
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