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「へぇ~。そうなんですか。」
ちょっと嬉しい。でもどうして私なんか……
そう思った。
「ありがとうございました。ご馳走様。」
会計を済ませ、二人に別れを告げ私は扉を開けて外に出た。
あっ!?まだ雨降ってる。
傘なんて持って無いしなぁ……
どうしよう。お店に戻って傘貸して下さいなんて言えないし……
タクシー呼ぼうかな。と思い携帯を手に取ったその時……
―――
バタン………
ん!?
私は音がしたお店の方を振り返った。
するとこっちに凄い勢いで誰か走って来る……
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