13707人が本棚に入れています
本棚に追加
「ねぇ……晃、次はどこへ行こうか?」
「そうだなぁ……早苗、お腹空かないか?」
「う~ん。ちょっとだけ空いたかな。」
「じゃあさ、この間良いお店見つけたから、そこ行こうか?」
「うん……晃は、ホント色んな所知ってるよね。楽しみ。」
私は彼の腕を掴んだ。
――その殺那……
突然彼の持つ傘が宙を舞って私の目の前で彼は倒れた。
「え……?あ…き……ら?どうしたの………??」
――
―――
――――
………………
「う……そ……
嫌あぁぁぁぁ……」
私の脳裏に焼き付いて決して消えようとはしない一瞬の出来事。
最初のコメントを投稿しよう!