🍒男子高校生捕獲🍒

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ぶつぶつ何やらハゲと言うあだ名の愚痴を溢してぃると… 校門の中から男子高校生が歩いて来た。 勿論、ジュリアはその子を見逃す筈もない。 「あ! ちょっと…そこの君ッ!」 「…え……?」 正しい反応である。 校門の前に立ち止まる男は『俺?!』と言わんばかりの驚いた表情に、自分に指を指していた。 「そーよ!君ッ君ッ♪」 ジュリアは笑顔のまま、男に近付いた。 男はあたふたと赤面をしながらパニックを起している。 そりゃあ… こんなアキバに居そうなゴスロリの女が自分に近付いてくるのに、驚かない人間などいない。 ぅん、きっと……いない。 「俺になんか…用ッスか?」 顔を赤面させながらも、男はチラチラとジュリアに視線をずらし言う。 相当パニクってると見える。 「あ、ぅん。 君…家何処?教えなさい♪」 「…は?!」 ある一種の…強迫である。
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