非日常の前奏曲

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「じゃあちょっと店頼むよ尭。いいね?」 凛が袴姿の俺にそう言った ちなみに、いいね?などと言うが拒否権は俺に無い 何か神主絡みの仕事が入ったらしく、補佐として巫女の凛が行くようだ。 先程俺には拒否権が無いと言ったが、別段拒否する理由も無いので送り出した つまり一人で店番をするハメになったのだ と言っても昼時なのであまり人は来ない。 くあぁ、と欠伸をしていると、一人の女性が訪れた 年齢は20前後。 ブロンドの髪を右側でひとまとめにしている 服装は、黒いタートルネックに黒のスカート。さながら魔女を連想させる ハッキリ言って神社に不釣り合いだ その女性が俺に話しかけてきた。
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