始まりの序曲

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ここまで来たら恐怖を通り越して笑うしかなくなってくる。 「あは、ははは…」 当然から笑いだった。 声には全く力が入って無かったし、顔も笑っていない チリンチリンチリン… その間にも鈴は足元を転がっていた から笑いと沢山の鈴の音が生み出す世にも奇妙な二重奏。 これが俺、文神尭の日常から非日常へと反転するきっかけだった。
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