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最初は抵抗したが、徐々に私は頭の中が真っ白になり抵抗が出来なくなった。ようや
く教授の口が離れる
「火濡真」日向・・・急にキスして悪かった・・・・でも、俺は日向が好きなん
だ!!
教授の告白に私は目を広げて驚いた。
「火濡間」日向!俺と付き合ってくれないか?
私はこくりと頷いた。本当は私も好きだったんですとかいろいろと言いたかったけ
ど、恥ずかしさのせいで声が出なかったのだ。
「火濡間」本・・・当・・か?よっしゃあぁぁぁぁ!!
教授は両手を挙げて喜んだ。教授の驚きようにビックリした私にもう一度、今度は優
しいキスをしてくれた。
・・・・・―――――美夜の自宅前
「美夜」送ってくれてアリガト、未樹斗さん。
「火濡間」あぁ、またな明日学校でな
未樹斗さんがにっこり笑い、手を振った。私は家に入り二階にある私の部屋に駆け上
がり、未樹斗さんが見えなくなるまで見続けていた。
「美夜」ふぅ・・・・まさか未樹斗さんが私の事を好きだなんてなぁ・・・
美夜と付き合うことになった教授は私を車で家に送ってくれたのだ。その車の中では
教授が二人でいる時は名前で呼んでくれと言ったので私は名前で呼んでいたのだ。
「美夜」あぁ、こういうの幸せって言うんだろうなぁ・・・
幸せの余韻を感じながら私はいつの間にか寝てしまっていた。
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