霧桜の幻想

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アナタの心が手に入らない その事実を知る度に、私はアナタを殺したくなる。 その殺意は 憎しみでも 哀しみでもない。 ただ、愛しているが故に、生まれる殺意。 アナタの側に居たい。 ただそれすら叶わないなら… アナタを殺してでも私の側に… アナタが喋らぬ人形になったとしても… 私はアナタを愛してる。 ずっと、私だけがアナタの側にいてあげる。 だから、寂しくないでしょ? 私も寂しく無いわ。 愛しいアナタが私の側にずっと居てくれるのだから。
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