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河川敷で
痴話喧嘩をして
結局二人仲直り
そんなことを
繰り返し
月日は流れてゆく
二人にとっての大切な
コミュニケーション
そう感じていた
気が付いたら君は
姿が見えないくらい遠くへ
川の流れも時の流れも
とめるような力がない
ひどくゆがんだ顔に
涙の汐が押しよせ
室見川よなぜ今ここには
僕だけ一人たたずんで
頬を伝う水を流す
信じあって生きてる
そんな二人だと自慢し
誰より熱い冬を
濃ゆく過ごしていた
初めてみせた君の態度
しずんだ顔で握る
こぶしをふりあげて
悔しいと言った
意味がわからなかった
やっと気付いた
遅すぎたけれども
愛しているからとの事
さがしまわった
不細工な顔で
夢中になってかけてく
室見川
もう随分と遅すぎた
君は誰かの腕のなか
僕はこのまま
涙と一緒に
室見川と一体に
なれるだろう…
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