第四章

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オッド:「バカヤロウ!早くそれを言えって…」 閖雅:「まぁまぁ…」 閖雅(ゆりまさ)はオッドを宥(なだ)めてからハクに向き合った。 閖雅:「…どうするの?」 ハクは心の中で会話するのをやめて、声に出した。 ハク:「私が海に行き、人を連れてくる」 オッドは逆に逃げられると抗議したが、閖雅はハクを信じてみることにした。 ハクは二人に背を向けて水中を泳ぐ魚のように優雅に宙を飛んでいった。
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