更なる謎と恐怖

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近づくと真也の肩を叩き呼んだ。 「真也くん?」 真也は反応しない。 「真也くん!」 真也を揺さぶり呼ぶ。 「あっ!裕也……どうした?」 真也は俺の呼び掛けに気づくと、何もなかった様に返事する。 「さっきからずっと呼んでるのに、反応ないから……」 「あぁ。すまん」 真也は俺の方を見ずに、ずっと食堂の中を見たままった。 「真也くん?」 「ん?」 「なんで食堂の中を見てるの?」 「…………」 真也は黙ってしまった。 その姿を見た俺は、何かあると気づき、ゆっくり食堂の中を見た。
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