絶望

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ズリッ ズリッ 裕也は扉を横になって通っていた。 ズリッ ズリッ 「もうすぐ出れる!」 裕也の体は半分以上扉の外に出た。 ズリッ ズリッ ズリッ ズザッ 「よし!出れた!」 裕也はやっと外に出る事ができた。 「耕太!早くこい!」 「わかってる」 耕太は急いで扉を通ろうとした。 ズリッ ズリッ ズリッ ズリッ 「もうちょっとで助かる」 ズリッ ズリッ 耕太の体は1/3ぐらい外に出た。 ブチブチッ キキーッ ガタッ 「うわぁ」 ワイヤーが切れエレベーターがかなり揺れた。 「耕太!大丈夫か!?」 「なんとか大丈夫。これ以上ワイヤーが切れるとエレベーターが落ちる」 「早く外に出るんだ!」 「わかった」 ズリッ ズリッ 耕太は急いで外に出ようとした。
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