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ー…‥
<ここは…?>
夢の中で、母さんがお茶を煎れている
母さんは、何も言わず、俺の方には向いてくれない…
<母さん…、それ、一人で飲むの…?>
相変わらず、反応のない母さんに苛立ちを感じ、
<母さん…俺にも、くれょ…母さんってばーっ>
―ー…‥
ゆっくり、目覚めると、知らない部屋に居た
懐かしいお茶の香りが、何故だか、涙が出そうになった…
「…起きた?」
ぼんやり人の影が、視界に移る
影は男とわかり、お茶を片手に、笑顔で挨拶をした
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