じゃがりこ

いろいろ あったが 結局

　
理由は 一つ。 ただ タスマニアデビルを 見たかった だけだ。

だが私は 感じ取った。

コアラの 視線を そして 何より カンガルーの 視線を。

私は カンガルーと 交渉した。

すると カンガルーは

ギザ萌ユルス。

っと 確かに 言い放った。

私は 確信した。

この カンガルーは 世界を 変えると。

私は 慌てて 市役所へ 向かった。

もちろん 社会のゴミを 捨てる為だ。

私は ジョンソンに 結果を 報告した。

そして 私は 見事 二級建築士の 資格を 手に入れた。

そして 私は まず 母の 家を 建てる事にした。

久しぶりに 実家に 帰った 私は 驚いた。

父は 死んでいたと 聞かされ 育てられて来たが

目の前に 今、 写真でしか 見たことの なかった 父がいる。

だが 様子が おかしい。

よく見ると ただの テレビの リモコンだった。

だが 横に いる 母だと 思っていた人が 父だった。