そろそろ はじめま初夏

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  だが 次の瞬間   私の前に 何かが現れたと 思ったら おもいっきり突き飛ばされた。   私は 目を疑った。   さっきまで 私がいたところには ベン・ジョンソンと 仮面ライダーがいた。   どうやら ベンは 私をかばうために 盾となり   ライダーは 私を 突き飛ばした らしい。   だが ベンの 腹部には 鋭い刃物が 刺さっている。   いや ベンだけでは 無い。   ライダーにも 刺さっている。   いや ライダー達だけでない。   私にも 刺さっている。   いや 刺さっていた。   あの時 ベンが 私を かばって 盾になったようだが   貫いて 既に 私にも 刺さっていた。   そこで ライダーが 突き飛ばした事により 私の腹部は より傷口が 広がり   私の腹部は ほぼ 皮一枚で 繋がっている。   全く 役立たず ばかりだ。   だが こんな時こそ 私の特殊能力が 役に立つ。   その 特殊能力とは ピンクレディーの 曲を ふり付きで 歌えることだ。   私は 歌った。  
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