真実の記憶

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「……………………。」 悩んでいる時の癖で俯いたまま戦い続けているエース。 地面とにらめっこをしているとはいえ、戦力が上の相手と互角に戦えるという所は、日々の訓練のおかげだろう。 「……ははっ!私も随分と舐められたものだ。何故俯いているのかは分からんが、私にハンデを付けるなど10年早いっ!!!」 と、敵の閣下はエースに向けて峰打ちを繰り出した。 「……………っ!!!!」 その技は見事にエースの鳩尾にヒットし、攻撃を食らったエースは近くの木に打ちつけられた。 「!?エースッ!!!!??」 まさかエースが攻撃を食らうとは思いもしなかったスピナは閣下以外の騎士を倒すと、急いでエースの元へと走って行った。 その情景を見ていたアリスも 『…!!!エースが危ないっ!!』 と、スピナ同様アリスもエースの元へ行こうとした…その時、緊迫した雰囲気をエースが次の発言で壊した…。
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