真実の記憶

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頭を思いっ切りぶつけてしまったのか後頭部をさすっていたエースは、何かを思い付いたのかびっくりした顔で… 「はっ!!!そっか!!そうかそうか!何だ、そういう事だったんだ。」 エースの元へ駆け寄ろうとしたのを閣下に阻止され、戦っていたスピナはエースの発言を聞いて、顔が蒼白になっていきながら…問いかけた。 「…………エース?えっ…と、その……大丈夫…か?お前の頭とか頭とか…。」 スピナがいる事に気付いたエースは、スピナに向かってビシッと指を指し真剣な顔つきで言った。 「…スピナ、お前は……化け猫だったのか?…いや、そうだったんだろ!?絶対!そーだろっ!!!じゃなきゃ、僕が困るっ!!」 「「………………………。」」 流石にこれは閣下も驚いたようで2人共々、動きが完全に止まっていた。 ‥一方、アリスは……というと、随分と大変な場面に直撃してしまっていた。
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