─プロローグ─

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  薄桃色の花弁が舞い落ちる。 それよりも少し濃い薄紅色の鮮やかな花弁が同時に舞い、落ちた。 振り返った彼の瞳に、光は無い。 「おやすみ。春蘭」 桜の下で眠る君は、さぞ美しいことだろう? 創生命伝伽羅絵巻─桜─  
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