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お父さんとお母さんは家ですれ違うようになり、二人が顔を合わせることはなくなります。
そんな中、お母さんのところには死神がくるようになりました。
死神はお母さんを連れて行こうとします。
お母さんは悩み、
ある日森の魔女(?)に助言を求めに行きます。
森にはお母さんとお父さんを表す木がありました。
お母さんは育つ木で
お父さんは歩く木でした。
その二つの木は同じ土の上で枯れかけていました。
魔女曰く、
この二つの木は絡み合い、お互いを締め付けているのだそうです。
同じ土の上では生きていけない二つの木はお別れをしなければならないのです。
木も別れ、そして、お父さんとお母さんも別れました。
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