出会い

30/30
56人が本棚に入れています
本棚に追加
/413ページ
そんなわけで、成瀬誠は一番廊下側の一番後ろ、あたしの斜め前だった。 すごすごと着席したあたしを振り返った悪魔は、ぺろっと舌を出してから小声で「バーカ」と言った。 出席確認が終わった後、初めての授業とゆうことで先生の人生について語ってくれた。 ふいに、携帯のバイブが鳴り出して慌てて開くと、送り主はあやだった。
/413ページ

最初のコメントを投稿しよう!