始まり

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始まり

そんな哲に憬れているだけの日々が変化したのは、一年もたった頃だった。 旦那が単身赴任になり、心に寂しさを感じ始めていたのがキッカケかもしれない… 哲の存在が日増しに大きくなり、押さえ切れない思いが膨らんでいた。 哲に挨拶以外の話をして、少しずつ哲の情報を得ていった。 そして、お互いになんとなく寂しい気持ちを抱いている事がわかってきたのだった。
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