・・・錯乱・・・

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花は咲き乱れて 皆それにつられ誘われ   堕ちる   悲しみも 苦しみも その花の蜜で感じない   まるで媚薬   熱に浮かされた様に皆沈む その花の名は 『恋』   そして 恋に堕ちた 嫉妬を覚えた 愛し過ぎて壊してしまいたい   叶わない程 蜜は強さを増して 私を狂わす   恋する自分に酔ってる事を  頭の片隅では分かっていたけど   止められやしない もう帰れやしない 私はわざと 堕ちていくの     ふと気付いた この恋の虚しさに 気付いてしまった もう戻れない   花は乱れ いつの間にか散っていた 締め付けるのは 切なさよりも ・・・・・・・・・罪の意識   許されない 叶わない それでも ・・・・・・愛してた   全て焼き尽くせば良いのに  薙ぎ払えば良いのに 無力な私は   アナタを待つ   あの花の束をこの両手に アナタも堕ちてしまえばいい   報われる事はないでしょう  それでも一瞬の幸福に全てを捧げて   今日も咲き乱れる 『恋』の花   堕ちてしまった事すら忘れるくらい 堕ちて仕舞いましょう   ・・・・・・・・・アナタと   ・・・気付いて私を!!!
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