~第一章~ 五里霧中

4/9
前へ
/346ページ
次へ
手詰まりだ。イライラと煙草に火を付けながら、自分が煙草を吸う人間だと理解した。 灰皿を探していると灰皿替わりにされたビールの空き缶を見つけた。自分はかなりズボラな人間のようだ。とりあえずその空き缶を灰皿替わりに使うと決め、取りに行くことにした。 戻って来たところで携帯電話が鳴りだした。
/346ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1455人が本棚に入れています
本棚に追加