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「見えたぞ!」
井手口は小銃を手にしながら自室のドアを開け、リビングに出た。
多少投げやり気味で放送再開しないテレビ画面に釘付けになっていた河野に声をかけた。
井手口に遅れて小銃を用意した河野は部屋から飛び出した。
井手口に遅れ、7階から一気に2階まで全速力で駆け降り、息を切らしながら井手口と有村を通路で発見した。
「ロープの結びは?」
「大丈夫だ。おかげで手が痛いぐらいだ」
「まずは援護だな」
そうこうするうちにゾンビが集まっている敷地内にライトの光が差し込み、光に遅れるようにしてパトカー入って来た。
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