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先日、ティナがパーティに加わることが決まった後。
部屋を飛び出していったリスティルになぜかリンダまで連れていかれたため、
城内の地理がわからないワッフルとティナは部屋で待ちぼうけ。
結局2時間以上戻ってこず、散々な目にあった。
だが、その時リスティルが持ってきた白地に金の刺繍で装飾されたフード付きマントをティナはいつも身に着けている。
よほど気に入ったのだろうか。
また、ティナは街で宿暮らししているとのことだったので、ディードの取り計らいによりその日から城で暮らすこととなった。
客室で一人部屋だが、毎晩のようにリスティルが泊まりに来ているらしくほとんど相部屋状態である。
以前ティナはそのことを嬉しそうに話していた。
二人は出会って間もないのに、まるで姉妹のように仲良くなった。
リスティル20歳、ティナ19歳であるから姉妹ならリスティルが姉ということになるが、誰がどう見ても逆である。
ワッフルはと言うと、城に住んでから規則正しい生活をおくらされていた。
まぁ毎日今日のように寝坊かましてるワケだが。
夜更かし大好き、昼起床な不摂生の申し子ワッフルにはこの生活はつらいものがあるらしい。
毎朝起こすリンダは大変である。
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